巻頭記事『理学研究科長・理学部長退任の挨拶』

巻頭記事『理学研究科長・理学部長退任の挨拶』

前理学研究科長・教授 平野 丈夫

 
 

昨年度末まで2年間研究科長を務めさせていただきましたが、その間さまざまなことがありました。良いこととしましては、ブレークスルー賞や学士院賞といった大きな賞の受賞者が出ましたこと、5000万円という高額の寄付を2回いただけましたこと、そしてSACRAを立ち上げられましたこと等があります。一方、昨年は台風等の自然災害がありました他、様々な問題への対応もさせていただきました。

 

現在大学は、予算が増加しない状況、特に使用自由度の大きい経費が削減される中で、より多くのことそして両立しがたいことを求められていると感じております。そうした状況では、優先すべき事柄・業務を考えつつ、部局として賢い戦略的な対応をしていくことが重要と思います。私は情報の収集と整理と評価を行い、できるだけ率直に重要と思われる情報を提供させていただくことを心掛けました。そして、それらに基づくコンセンサス形成に努めてきたつもりですが、十分できなかったことも多々あると思っております。また、今年度まで持ち越してしまいました懸案事項もありました。新執行部の皆様に適切な対応をお願いしたく思っております。

 

研究科長の任期が終わり、少し気が楽になりましたが、今年度からはSACRAのセンター長と副専攻長も務めております。また、全学の戦略調整会議委員も継続しております。SACRAにつきましては、立上げが大事だと認識しています。理学研究科の新しい研究教育の芽を育てることに貢献できるような組織にするとともに、情報収集と整理により研究科業務の合理化・効率化にも寄与して、皆様の教育研究時間の確保につなげたく考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

2年間、副研究科長・専攻長・学系長をはじめとして皆様には様々な手助けをしていただきました。ご協力ありがとうございました。