船山 典子

船山 典子

氏名

漢字 フリガナ
船山 典子 フナヤマ ノリコ

所属部署・職名

部局 所属 講座等 職名
理学研究科 生物科学専攻 生物物理学教室 分子発生学講座 准教授

研究分野

発生生物学

Developmental biology, Evolultional developmental biology

 

メールアドレス

funayama (at) mdb.biophys.kyoto-u.ac.jp

 

ホームページ等のURL

研究室HP : http://sponge.sci.kyoto-u.ac.jp
研究の紹介(発生生物学会) : http://www.jsdb.jp/booklet/09.html
京都大学のプレスリリース : http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2015/150918_2.html
同上論文のJSTとの共同発表 : http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150918/index.html
理学部HPからの研究論文紹介 : http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/ja/news/detail_76.html
https://kyouindb.iimc.kyoto-u.ac.jp/j/jP5gQ

 

自由記述欄

これまでの発生生物学は主に胚という小さなサイズ内で、細胞の集合や離散、細胞が集合した上皮組織の変形による形態形成メカニズムについての解析が進んできました。では、さらに大きなスケールの形作りのためには、どの様な形態形成メカニズムが用いられているのでしょうか?これはまだまだよく分かっていません。私達は、「細胞が固い針状の物質を運搬し、さらに繋げて、大きな構造を作る」という新しい形態形成メカニズムを見つけました。この新しい捉え方と研究成果を発信し続けて、発生生物学に新たな分野を築けるのではないかと考えています。私達が明らかにしたのは、カワカイメンという動物の体の中で、主に珪酸塩から成る針状の剛体(骨片)を、細胞が運び、先端を持ち上げ、根元を固定して柱のように建て、さらにその先に別の剛体(骨片)を繋げて骨片の柱を長くし、または骨片の柱同士をを梁の様に横に繋いで、体を支え、次第に体を大きく成長させる、というとても興味深い機構です。機構の概要は摑めたものの、まさに建築の様なこの工程を細胞がどうやって実現出来るのか、例えばどうやって骨片を細胞の集団で運搬できるのかなど、まだまだ面白い謎が沢山あります。カイメンの骨格形成は、科学に興味を持つ広い分野の人の興味を引く現象なので、生物以外の分野の研究者から助言をもらえたり、一緒に考える機会が多く、自分達だけでは思いつかない視点や手法で研究が発展することもある点も、この研究の大きな魅力の1つだと思います。生き物が好き、観察が好き、工夫が好き、生物の中の物理的な力に興味があるという人が楽しめる研究だと思います。一緒に研究する仲間を募集しています!