中川 尚史

中川 尚史

氏名

漢字 フリガナ
中川 尚史 ナカガワ ナオフミ

所属部署・職名

部局 所属 講座等 職名
理学研究科 生物科学専攻 動物学教室 人類学講座 教授

メールアドレス

nakagawa (at) jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp

 

ホームページ等のURL

http://jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp/nakagawa/

 

プロフィール

私はもちろんわれわれ人類進化論研究室では、教員が研究課題を授けることはない。それぞれの学生が個々の関心に基づいて自由に課題を選び、研究をするというスタイルを貫いている。そして、課題を決めるにあたっては、先行研究を調べることも大切だが、まずは実際にフィールドで対象とする霊長類を観察してみることを勧めている。現場で課題を発見する、これがフィールドワークの醍醐味であるからだ。自ら課題を発見できた時の感動をぜひ味わってもらいたいし、そうすることで研究者としての自信にもつながっていく。

 

研究テーマ

これまで長らく「採食速度」を独自のツールとして、主にニホンザルの採食生態、パタスモンキーとサバンナモンキーの比較採食生態学的研究を行ってきた。その後、これまで培ってきた素養をベースに生態学的要因が霊長類の社会に及ぼす影響を探る社会生態学的研究に研究関心がシフトし、現在では、他大学を含めた多くの研究者と一緒にニホンザル種内の性行動、社会行動の種内変異を、環境や遺伝子との関連で調べる研究プロジェクトを進行中である。

 

研究概要

現在、進行中の課題は具体的には、以下のようなものがある。

  1. ニホンザルの抱擁行動の有無、ならびに抱擁の型の文化研究地域。
  2. ニホンザルの交尾パタン、たとえば1回の交尾に要するマウンティングの回数や時間長の適応的地域変異。
  3. ニホンザルの社会の持つ寛容性の地域変異と攻撃性と関わる遺伝子との関連の解明。
  4. ヒト属の進化の舞台であったアフリカのサバンナに住むパタスモンキーの生態研究から当時の人類に起こった幾つかの事象を探ること。
  5. 文献調査によりヒトの父系社会の系譜を探ること。
 

研究分野(キーワード)

ヒト以外の霊長類、採食生態、社会生態学、文化的行動、交尾行動