日本数学会 社会連携協議会主催の「異分野・異業種交流会2016」(明治大学)にて本研究科数学・数理解析専攻博士課程 後藤田剛さんが 「流体力学の基礎方程式の数学解析を通した乱流の物理的メカニズムの理解」のタイトルでポスター発表し、ベストポスターに選ばれました。

 

本研究は、乱流現象を数学的に解析するうえで、非粘性流体を記述するEuler方程式の散逸性を持つような特異解の性質を調べることで乱流の数学的理論の構築に迫ろうとするものですが、この研究成果を数学他分野の研究者や企業からの参加者向けにわかりやすく説明したことで高評価をうけたものです。(右図はそのような特異解の様子を示したものです。)