平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰に理学研究科より3名が選ばれました。

平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰に理学研究科より3名が選ばれました。

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2017/10/12更新

科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者に授与される科学技術分野の文部科学大臣表彰に、本研究科から科学技術賞で1名、若手科学者賞で2名が選ばれました。

 

科学技術賞:研究部門

対象:我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究または開発を行った者

 

受賞者
北川 宏 理学研究科化学専攻 教授・理事補(研究担当)

 

受賞業績名
「元素間融合による革新的ナノ合金の開発と応用研究」

 

若手科学者賞

対象:萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者

 
塚本 真輝 助教

受賞者
塚本 真輝 理学研究科数学・数理解析専攻 助教

 

受賞業績名
「開多様体上の幾何学と無限次元力学系の研究」

 

業績内容

 開多様体上の幾何学から生じる無限次元力学系の研究はM. Gromovの1999年の論文に始まるが、その後、塚本氏の一連の研究が現れるまでほとんど進展がなかった。
 氏は、力学系が単位時間辺りに持つ自由度(平均次元)を計算するための組織的な手法を開発し、その応用として、幾何学で意義深い状況における平均次元の厳密計算を世界で初めて達成した。また平均次元の信号処理への応用を追求し、力学系を離散信号として実現する際に、平均次元が鍵となるパラメータになることを示唆した。
 本研究成果は、現在の技術では不可能な、実世界に現れる大規模力学系の制御を可能にするための基礎理論になると期待される。

 

受賞コメント

より感動的な研究ができるよう力を尽くします。

 

主要論文

「Brody curves and mean dimension」Journal of the American Mathematical Society,vol. 28,p159~182、2015年1月発表

「Mean dimension and an embedding problem: an example」Israel Journal of Mathematics,vol. 199,p573~584,2014年3月発表

 

受賞者
小林 浩和 理学研究科化学専攻連携准教授・ 国立研究開発法人科学技術振興機構 さきがけ専任研究員

 

受賞業績名
「新規ナノ物質の創製と水素機能開拓に関する研究」

 

文部科学省「平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」については、以下のページをご覧ください。