京大ウィークスは、「京都大学の窓」として親しまれている全国各地域の教育研究施設を一挙公開するイベントです。
今年の京大ウィークス2019において花山天文台(京都市山科区)が特別公開を開催しました。
花山天文台には、シーロスタット望遠鏡など太陽を専門に観測する望遠鏡や、45cm屈折望遠鏡のような夜空を観望できる望遠鏡を備えています。
これまでにも年に1回、特別公開を開催してきましたが、今年初めての試みとして、「昼の部」「夜の部」として日程を分けることにしました。しかし残念ながら、「夜の部」として予定していた10月12日(土)は、大きな被害をもたらした台風19号の接近の影響で、中止となりました。
一方、10月26日(土)には特別公開(昼の部)を開催しました。
参加者は、天文台内の各所をじっくり見て回り、また4次元デジタル宇宙シアターやミニ講演会を楽しみました。
開始直後は曇り空でしたが、時間とともに晴れ間が広がり、来場者全員がリアルタイムの太陽画像や太陽光のスペクトル(虹)を楽しむことができました。
青空の下、本館ドーム前広場では小望遠鏡を用いた太陽観望が行われました。
一本台長・教授による太陽館シーロスタットについての説明。
45cm屈折望遠鏡での解説の様子。参加した小学生達も興味津々でした。
同時開催された天文台ギャラリー。出展作品の展示が行われました。
京都大学理学研究科附属花山天文台 特別公開【京大ウィークス2019】