第3回サイエンス倶楽部デイを開催

第3回サイエンス倶楽部デイを開催

平野丈夫 理学研究科長
畑浩之 理学副研究科長
永江知文 物理学・宇宙物理学専攻教授

2017年11月3日(金・祝)、本学吉田キャンパス北部構内において「サイエンス倶楽部デイ」を開催しました。

 

本研究科は2015年6月に、京都大学理学研究科基金を設立しました。そして、ご寄付をいただいた方々、同窓生、学生、教職員を構成員とする「京都大学サイエンス倶楽部」を立ち上げ、感謝の意を込めて毎年「サイエンス倶楽部デイ」に後援者の皆さまをご招待しています。

 

また2016年度には若手研究者の育成に資することを目的として、基金による奨学金制度を定め、2016年度に69名、2017年度に53名、各専攻から成績優秀な大学院生を選考し奨学金を支給しています。この「サイエンス倶楽部デイ」は、支援いただいた方に対し、奨学金受給者が研究成果を発表する場でもあります。

 

3回目の開催となった今回のサイエンス倶楽部デイには、63名の後援者・同窓生・学生・教職員が参加しました。

 

平野丈夫 研究科長による開会の挨拶の後、畑浩之 副研究科長から「京都大学サイエンス倶楽部」と理学研究科基金の説明、2016年度活動報告がされました。

 

続いて「クォークの世界を探る」をテーマに、永江知文 物理学・宇宙物理学専攻教授による講演、その後、奨学金受給者代表5名による成果発表が行われました。

 

理学研究科基金奨学金受給者代表による成果発表

数学・数理解析専攻
博士後期課程1年 石川 寿雄
「乱流遷移現象に潜む数理構造の探求」
物理学・宇宙物理学専攻
博士後期課程1年 善光 哲哉
「脈動型変光星の偏光観測で探る銀河系の磁場構造」
地球惑星科学専攻
博士後期課程3年 進藤 辰郎
「古気候復元に向けた鍾乳石の茶色い縞々の
形成メカニズムの解明」
化学専攻
博士後期課程3年 大倉 圭翔
「有機金属反応剤とハロゲン化アリールの
電子触媒クロスカップリング反応」
生物科学専攻
博士後期課程3年 高橋 慶祐
「遺伝子の配列データに基づく動物の系統関係」
 

成果発表では参加者との活発な質疑応答が行われました。

 

その後、参加者は理学研究科セミナーハウスへと移動し、奨学金受給者34名による研究成果ポスター発表と茶話会が行われました。それぞれの研究成果をまとめた大きなポスターを前に、盛んに意見交換が行われていました。

 

奨学金受給者35名による研究成果ポスター発表の様子

 

参加者からは「また参加したい」という意見が多く寄せられました(参加者アンケートより)。

 

京都大学大学院理学研究科では、今後も後援者の皆さまと学生、教職員の交流と親睦を図る取り組みを続けていきたいと考えています。「理学研究科基金」の趣旨に賛同いただき、ご支援を賜りますようよろしくお願いします。